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招聘

新卒就活生の数は過去最多、「安定」志向が顕著に

邦人NAVI 邦人NAVI 2023-06-03
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猟聘(Lie Pin)ビッグデータ研究所が発表した「2023年卒業生就職データ報告書」によると、新卒者が目指す就業地として新一線都市の存在が高まってきた。一方、新卒者が就職先を選ぶ際に最も重視するのは給与と福利厚生であり、次に「安定性と安心感」であることも判明した。


◆新一線都市の人気高まる


2023年の大学卒業予定者が1158万人に達する見込みだ。2022年の1076万人を超え、過去最多となる。2023年に新卒者が求人に応募した都市の上位20都市のうち、上海10.20%、深圳8.38%、北京8.05%、広州7.21%という割合になっている。新一線都市である杭州、蘇州、成都が5位から7位に入っており、前回の調査と比較すると深センが第4位から第2位に、蘇州が第8位から第6位にそれぞれランクを上げたのが目を引く。このほか青島、佛山、寧波、無錫も1ランクの上昇を見ている。


都市研究の専門家である中小都市研究所の所長である牛鳳瑞氏は、新一線都市のインフラが充実し、賃金レベルが急速に向上していることを背景として指摘する。さらに雇用機会が比較的多く、教育・医療面でのリソースも事欠かないことが多くの若者を惹き付ける吸引力となっているとの見解を示した。また、住宅価格や生活費など生活コスト面でのプレッシャーが一線都市より低いことが大きな誘引となっているとしている。



◆待遇優先、安定志向が顕著に


調査では、3年後の希望給与額を1〜2万元とする新卒者が63.64%に達することが判明した。就業にあたって重視する条件は「給与・福利厚生」が85.76%、「安定性・安心感」が66.67%、「通勤距離/時間」が40.91%、「勤務地(自分に合った都市で働けるかどうか)」が35.76%を占め、「専攻内容との関連性」の13.33%を大きく上回った。


なお、新卒者が就職を希望する業界を2022年度と比較すると、エネルギー/化学/環境保護、医療/健康、自動車、機械/製造、電子/通信/半導体が増加した。中でもエネルギー/化学/環境保護は42.30%増加しており、成長率が最も高かった。世界中でカーボンニュートラル実現に向けた環境保護の取り組みが推進される中、エネルギー/化学/環境保護業界が注目を集めているのも大きく影響しているといえそうだ。




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